生前葬

生前葬を知らない人が半数以上!葬儀の流れや費用はどのくらいか解説

生前葬

 

生前葬とは、自分が喪主になって、元気なうちにお世話になった方や親しい人々をお招きしてお礼を述べたり、お別れを告げるというセレモニーです。

 

一般的な葬儀とは異なり、明るく、イベント的な葬儀としてとらえられており、実際には『会葬者』みなで語らい、カラオケ好きな人ならにぎやかに歌い、立食パーティ形式でわいわいと楽しむなど、自由なスタイルで行われる『葬儀』です。

 

なによりも、ご本人が自らやりたいスタイルで実現するものなので、お料理やお花、音楽など、こだわりを実現できる時間となります。
参列する方も黒一色の喪服ばかりでなく、一般的なパーティのような服装で、という場合もあります。

 

現在ではまだそれほど一般的ではありませんが、著名人が第一線を退くなど、その社会的な活動の区切りとして、またそれを広く告知する機会として開催されるケースが多いようです。

 

 

生前葬をした後、亡くなった場合はどうするの?

実際に『故人』の『お弔い』をするわけではないので、会場も一般的な斎場に限らず、ホテルやレストランなど思い出の場所を選ぶ場合も多いのです。

 

僧侶や神主といった司式者は同席することが少ない無宗教のスタイルで、喪主さま(ご本人)がご挨拶やお礼を述べ、食事や会話を楽しむ会という雰囲気になります。

 

そうした生前葬を行っていた場合には、実際の葬儀は密葬家族葬を行った後に、ご挨拶状を送ることで周知することになります。
しかし、ご遺族(ご葬家)のご意向があれば、改めて一般的な葬儀を改めて執り行う場合もあります。

 

生前葬は実際にはどうなの?メリットは?

最大のメリットは『喪主さま(=本来の故人さま)』が、周囲のお世話になった皆さまも元気なうちに一堂に会していただき、おもてなしして、ご挨拶やそれまでの感謝を表せる、ということです。

 

ただ、参列する側としては『本来の葬儀であれば何としても駆け付ける』という方であっても、まだ存命である場合『冗談?』としてその招待を真面目に受け取ってもらえない可能性もあります。

 

実際の葬儀も参列者が減少し、規模が小さくなる傾向がある今、喪主さま(ご本人)が思うほどの人数が集められるか、ということが課題でもあります。

 

生前葬を考えるうえでのデメリット・・・

『終活』という言葉が一般的になってきましたが、人は元気なうちにはなかなかその自らの『死』を意識したり、直視するのは難しいようです

 

いつか来るだろう時のためにあれこれ備えはするものの、自らの『死』と向き合い、自身で『一区切り』をつける、というのもなかなかに難しいものです。

 

そのため、日本ではまだ生前葬というスタイルは一般的ではなく、著名な実業家が自らの社会的活動からの引退など、人生のマイルストーンとして執り行ったり、タレントがテレビの企画としてイベント感覚で行うといったものが目立っています。

 

生前葬にかかる葬儀費用は?

生前葬では本来の葬儀のようにご遺体にまつわるケアや火葬・納骨などといったプロセスがないことから無宗教の傾向が強く、その場合お布施などの大きな出費はありませんが、その分、おもてなしとして料理に拘ったり、好きな花をふんだんに飾ったりという傾向にあります。

 

よって、費用は喪主様ご本人が『何をどこまで好きなようにやるか』ということにかかっています。

 

一例として、大手葬儀社が生前葬費用の全国平均を約54万円〜約116万円としてあげています。
お招きする方の人数、そして一人当たりの料理の単価などがネックになるものと考えます。

 

何をどこまでやるか!をしっかりと決め葬儀内容を決定すれば一般葬と比べ費用を抑えることも可能であるため、お金のかからない葬儀の一つとして考えることもできます。

 

そしていざ『その時』が来た時、ご遺族(ご葬家)が『やはり普通のお葬式もしておきたい』と考えた場合、結果的に生前葬と合わせると本来の倍近い費用が掛かることにもなるのです

 

しかし、本来の葬儀のように準備にシビアな時間的な制限がないので、プロに相談しながらじっくりとプランを練り、実行できるという意味では納得のいく有効な費用の使い方が可能なのです。

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